2024年4月から5種混合ワクチンが定期接種に導入されたのを知っていますか?
最近、百日咳が流行していることもあり、きちんと5種混合ワクチンを接種することが推奨されています。
- 5種混合ワクチンはいつ接種するの?
- 5種混合ワクチンってなに?
- 同時接種して問題ないの?
5種混合ワクチンについては、知らないことも多いのではないでしょうか。
- 5種混合ワクチンを同時接種するメリット
- 5種混合ワクチンとはどんなものか
予防接種について正しい知識をもち、効率的に予防接種を進めていきましょう。
この記事は小児科学会やknowVPD!のサイトを基に作成しています。
5種混合ワクチンのスケジュールは⁉生後2ヶ月から可能
5種混合ワクチンは生後2ヶ月から接種が可能です。
3~8週間隔で3回、3回目の6~18か月後に4回目を接種することを推奨されていますが、具体的にいつ行けばいいのかわかりに悔いですよね。
1回目:生後2ヶ月
2回目:生後3ヶ月
3回目:生後4ヶ月
4回目:1歳の誕生日がきたら
小児肺炎球菌やロタウイルス、B型肝炎ワクチンの同時接種も可能なんです!
掃除接種をすることで、病院に行く回数を減らし効率的にワクチンの接種をすることができますね。
生後6か月までに5種混合を3回接種することが推奨されており、重大な病気から赤ちゃんを守るために必要なんです.
同時接種で効率よく予防接種をしよう
ワクチンを同時接種することで、効率よく短期間で必要な予防接種を受けることができます。

一度にたくさん予防接種をして大丈夫なの?副反応は大丈夫かな?

1回の予防接種で4本のワクチンを打つこともあります。厚生労働省や小児科学会も同時接種を推奨していて、国内外で安全性の研究もされているんですよ。
安心して同時接種できますね。
おすすめの同時接種はこちらです!
生後2ヶ月
- B型肝炎
- ロタウイルス
- 小児肺炎球菌
1歳
- 小児肺炎球菌
- MR(麻疹・風疹)
- 水痘
- おたふくかぜ
同時接種により、早くに免疫を獲得することができるだけではなく、通院回数も減るので負担が少ないですね。
乳幼児は風邪を引きやすいため、体調不良で予防接種を受けることができない時もあります。
余裕をもったスケジュールで、確実にワクチンを打つことが大切です。
5種混合ワクチンはどんなもの?4種混合との違いも
予防接種で重大な病気を予防できるという話はよく聞くと思いますが、実際にどんな病気を予防することができるのか知っていますか?
5種混合はジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ感染症の5種類のワクチンが混合されたものです。
以前はヒブワクチンが別になっており、4種混合ワクチンとなっていました。
それぞれどのような病気を予防することができるのか見ていきましょう!
病気の名前 | 主な症状 |
---|---|
ジフテリア | のどの腫れ・呼吸困難・心臓障害 |
百日せき | 激しいせき・呼吸困難・無呼吸 |
破傷風 | 筋肉のけいれん・口が開かない・呼吸障害 |
ポリオ(小児まひ) | 手足のまひ・運動障害 |
Hib感染症(ヒブ) | 髄膜炎・肺炎・喉の炎症(喉頭蓋炎)など |
これらの病気は、かかると重症化しやすく、特に乳幼児にとっては命にかかわることもあります。
そのため、早期の予防接種が重要なんです。
まとめ
- 予防接種は生後2ヶ月から始まる
- 5種混合は同時接種で効率よく進めていくことがおすすめ!
- 厚生労働省や小児科学会も同時接種を進めている
- 5種混合ワクチンは4種混合ワクチンとヒブワクチンが一緒になったもの
予防接種を効率よく進めて、子どもを病気から守りましょう!
また、公費負担には決められた期限があります。
その期限を1日でも過ぎてしまうと金額が大きくなってしまうため、余裕をもって予防接種を受けましょう!
「Know VPD!(ノウ・ブイピーディー)」の公式サイトでは、予防接種のスケジュール管理表や最新情報が確認できます。